|HOME|
構造・規模 | :木造2階建て | ※工事単価には設計監理料、外構工事費用、水道本管引き込み費用、冷暖房工事費用、カーテンブラインド、登記費用、印紙代は含まれません |
竣工年月日 | :2006年12月 | |
土地面積 | :304平米 (92.0坪) | |
延床面積 | :117平米 (35.4坪) | |
工事単価 | :63.2万円/坪※ (工務店一括発注) |
敷地の奥行き方向(南北)に余裕があるため、家を建てることで南側と北側にそれぞれ性格の違う庭をとる計画となりました。
北側フロントヤードのアプローチから玄関までをなるべくシンプルに、南側バックヤードは窓を大きく、1階テラス・2階バルコニーも開放的に計画しています。
天井の高い空間を
対面式のキッチン前には、天井高さ2層分の吹抜がひろがっています。このリビング・ダイニングは背の高いサッシにより南側にも開放的になっています。冷房は天井埋め込みのエアコンが、暖房は電気式床暖房が担っています。
吹抜の中に廊下を
玄関からリビング・ダイニングまでの吹抜の中に、寝室と子供室をつなぐ廊下を設置。廊下に面して手摺りを兼ねた本棚を、玄関側の吹抜の中に階段を設けました。
バルコニーもテラスも開放的に
2階バルコニーは木造で出来うる限りの奥行きをとりました。1階テラスが雨のかかりにくいところまで2階と同じデッキ材でテラスをつくりました。動線上ここが物干場となります。
形をシンプルにしたい
南側バックヤードに面した形はなるべくシンプルに心掛けています。手摺りはステンレスフラットバーの組み合わせでつくりました。奥行き1.5mの庇とバルコニーが日常生活の上で機能的な外部空間をつくり出していると同時に、象徴的な形態をつくり出しています。
街並みへの配慮
ファサードとして、タテとヨコの要素の組み合わせを工夫して建物の表情に変化を持たせています。またブロック塀にも少々変化を付け加えました。街並みに対して、主張しすぎない程度で工夫を凝らすことがポイントです。
その他
工務店に一括で発注した住宅ですが、部分的に分離発注をすることでコストを抑えています。サンケンハウジング(株)さん、ご協力感謝致します。