東京神奈川を中心にローコストでも高品質な家づくりを手掛ける設計事務所

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ローコストの秘訣オープンシステムとは?

オープンシステムとは?

ハウスメーカーや工務店を介さない新しい家づくりの方式です。建て主は建築設計事務所と業務委託契約を結び、イコール・パートナーの立場で家づくりを進めてゆきます。工事の種類に応じて専門工事業者に発注しますが、専門的なことは建築設計事務所が全て代理で進めてゆきます。
この方式は1992年に考案されてから、全国で多くの設計事務所が実践し、2011年11月で延べ3500棟が完成しています。

中間業者を介さないのでローコスト・安心の見積もり公開

一般的な家づくりの方法は、ハウスメーカーや工務店に一括で依頼するというものですが、この方式では、実際に工事をする下請けの専門工事業者(基礎、大工、内装、電気など)との間にマージンが生まれます。このマージンも全て否定する訳ではありませんが、余計に支払っている費用も多く、見積もりも妥当であるかどうかなかなか分かりにくいのが現状です。オープンシステムでは、複数の専門工事業者から直接見積もりをとり、比較検討しながら業者を選定してゆきます。そうすることで、適正なコストどれだけであるかを事前に把握して、その上で納得がいく家をつくることが出来るわけです。但し専門的な知識や経験が必要ですので、建て主に代わり、建築設計事務所が具体的な作業を行い、業者選定には的確なアドバイスを行います。

オープンシステムのメリット

ハウスメーカーや工務店を介さないため、余計な中間マージンを省略することが出来ます。また、建て主と建築設計事務所がイコール・パートナーの立場で家づくりを進めてゆくため、こだわりを反映することが容易になり、品質やデザインにおいても建築設計事務所のノウハウを生かして良いものがつくれます。さらに、建物補償制度のバックアップのもと、出来高に応じて工事費を支払いますので、施工業者の倒産など工事中のリスクに対して万全な方法をとっています。

建物補償制度パンフレット
建物補償制度の解説

オープンシステムのデメリット

品質を保ちながら、コストを抑えるのにもそれなりの手間と工夫が必要となります。オープンシステムでは、設計にこだわる場合は、納得いくまで何度も打ち合わせを重ねるなど時間がかかる場合があります。また、契約においては、新築工事で15〜20社程度の専門工事業者と工事請負契約を取り交わさなければなりません。また、毎月出来高に応じて、工事代金を支払うなど手間がかかるのも事実です。工事においては、丁寧な家づくりを前提としますので、ハウスメーカーや工務店に比べて、1〜1.5ヶ月長くなるのが一般的です。